稲毛の整体は「いなげ駅前整骨院」つらい痛みを根本から改善

飲む点滴『はちみつイオン水』とは

ここ数年の猛暑で夏場に体調を崩す人も多いのではないでしょうか。

最も熱中症になりやすいのは8月の最高気温が高い日中ともいわれています。

そこで今回は、熱中症や夏場の不調を予防するとっておきの「はちみつ活用術」をご紹介します。

ビタミン・ミネラルの宝庫であり、近年その抗菌作用も注目される『はちみつ』には、知られざる驚きの効果も。
『はちみつ』を上手に取り入れて、夏を健やかに毎日を過ごしましょう。

『はちみつ』は、薬局でも買える医薬品だった!

昔から健康や長寿のために役立てられてきた「はちみつ」。

古くは、古代ローマの博物学者プリニウスの著述に登場し、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」でも『はちみつ』は医薬品として扱われ、さまざまな処方が伝えられています。

中国の明朝時代の医薬書『本草綱目(ほんぞうこうもく)』には「十二臓腑の病に宜しからざるというものなし」とあり、はちみつはまさに万能薬級の扱いをされています。

そして現代の日本。
実は、『はちみつ』は医薬品として指定されているのをご存知でしたか?

『はちみつ』は、日本における医薬品の規格を定めた「日本薬局方」に記載されており、薬局方の『はちみつ』としてドラッグストアなどでも取り扱われているのです。

天然の栄養剤『はちみつ』で「手作りイオン水」

『はちみつ』には、各種有機酸や酵素、ビタミンBをはじめとしたビタミン類、アミノ酸20種類、ミネラル27種類、ポリフェノールなどの各種抗酸化物など、たっぷりの有効成分がからだに吸収されやすいかたちで含まれています。

ビタミン、ミネラルの宝庫であると同時にすばやくエネルギー源となるのが特徴なので、『はちみつ』は夏場の疲れや発汗の際のイオン飲料の材料として、まさに理想的であるといえます。

『はちみつ』の成分には、さらに疲労回復のためのビタミンCと、汗をかいた時に失われるナトリウムやミネラルなどを補給する天然塩をプラスして、熱中症予防と水分補給にぴったりの、美味しいはちみつイオン水をつくってみましょう!

【はちみつイオン水 レシピ】
・水 500ミリリットル
・天然はちみつ 大さじ2杯(または40グラム)
・天然塩 小さじ4分の1(または1.5グラム)
・新鮮なレモン(またはライム)果汁 大さじ1杯(または15ミリリットル)

多くの市販のイオン飲料には砂糖が使われているため、常時飲む癖がついてしまうと、いつの間にか糖分過多になり、子どもでも糖尿病を誘発することがあります。

一方、『はちみつ』に含まれる果糖や麦芽糖は、血糖値を一定限度以上高めない調節機能がはたらくとされており、内臓に負担をかけないのもうれしいところです。

また医薬品としての『はちみつ』は、傷ついた細胞、特に粘膜の修復に威力を発揮します。

夏風邪などで喉が痛いとき、夏バテなどで胃の調子のよくないときは、寝る前に『はちみつ』をひとさじ摂ってみましょう。
からだが細胞を修復して新しい細胞を生み出す時間帯は夜の10時から午前2時といわれていますので、就寝前の摂取が効果的。

『はちみつ』を患部にぬりのばすつもりで、ゆっくり飲み込んでから眠りましょう。
特に不調が気になるときは、抗菌作用が強いマヌカハニーがおすすめです。

寝る前にはちみつを摂ると、もうひとつ嬉しいことがあります。
『はちみつ』には虫歯や歯周病の予防効果もあるのです。

「甘いものは歯に悪い」というイメージがあるだけに驚きの効果ですね。
また、『はちみつ』には鎮静作用がありストレスを取り除く安眠材にも。

大切なのは、加熱や添加物のない純粋な天然『はちみつ』を選ぶこと 。
美味しくて良いことがたくさんの『はちみつ』活用術、夏場の疲れや不調の予防、回復にさっそく取り入れてみましょう!

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参考文献
前田京子『ひとさじのはちみつ』マガジンハウス 2015

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